若鯉戦
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(広島アルミ杯若鯉戦から転送)
若鯉戦 | |
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公式戦 | |
正式名称 | 広島アルミ杯・若鯉戦 |
概要 | |
主催 | 日本棋院、日本棋院広島県本部 |
後援 | 中国新聞社 |
特別協賛 | 広島アルミニウム工業株式会社 |
優勝賞金 | 300万円 |
決勝 | 一番勝負 |
棋戦形式 | 16名での本戦トーナメント |
持ち時間 | 無し |
秒読み | 1手30秒、1分の考慮時間10回 |
創設年 | 2006年 |
開催時期 | 本戦:11月頃 |
公式サイト | 日本棋院 若鯉戦 |
記録 | |
現若鯉杯 | 広瀬優一 |
最多優勝 | 一力遼・上野愛咲美(2回) |
最長連覇 | 上野愛咲美(2連覇) |
若鯉戦(わかごいせん)は、囲碁の棋戦で、30歳以下かつ七段以下の棋士によって争われる。2006年創設。当初は非公式戦であったが、2011年第6回より公式戦となった。正式タイトル名は、協賛企業名を冠した広島アルミ杯・若鯉戦である。
- 主催:日本棋院、日本棋院広島県本部
- 後援:中国新聞社(第10回 - )
- 特別協賛:広島アルミニウム工業株式会社
- 優勝賞金:300万円(第10回 - ) - 第9回までは200万円。
出場棋士
[編集]日本棋院または関西棋院所属の、30歳以下かつ七段以下の棋士が出場する(第10回 - )。
- 第6-9回は、30歳以下かつ六段以下の日本棋院所属棋士の出場。
- 新人王戦とは異なり、一度優勝した棋士でも参加資格を満たしていれば再出場できる。
方式
[編集]- トーナメント方式で争われる。予選は各支部で行われ、東京男性・東京女性・関西男性・中部男性・関西中部女性の枠を争う。前述のように、第1-5回は地方在住の棋士に本戦へのシード権が与えられていた。本戦(16名)は、広島県広島市でトーナメント方式で2日に渡って行われる。決勝は1番勝負。
- コミは、6目半。
- 持時間は初手から1手30秒で秒読み時計を使用し、1分単位で合計10回の考慮時間がある(いわゆるNHK杯方式)。第3回までは各30分、使い切ってから1分の秒読み式であった。
歴代優勝者と決勝戦
[編集](左が優勝者)
- 2006年 謝依旻 - 李沂修 - 非公式棋戦として開催
- 2007年 志田達哉 - 三谷哲也
- 2008年 三谷哲也 - 安斎伸彰
- 2009年 内田修平 - 山森忠直
- 2010年 寺山怜 - 山本賢太郎
- 2011年 内田修平 - 志田達哉 - 今大会以降公式棋戦として開催
- 2012年 鈴木伸二 - 一力遼
- 2013年 一力遼 - 富士田明彦
- 2014年 本木克弥 - 六浦雄太
- 2015年 寺山怜 - 志田達哉
- 2016年 一力遼 - 本木克弥
- 2017年 李沂修 - 姚智騰
- 2018年 富士田明彦 - 小池芳弘
- 2019年 平田智也 - 六浦雄太
- 2020年 藤沢里菜 – 孫喆
- 2021年 上野愛咲美 – 西健伸
- 2022年 上野愛咲美 – 小池芳弘
- 2023年 広瀬優一 – 小池芳弘
記録
[編集]- 第1回(非公式戦)優勝の謝依旻は、「男女混合棋戦初の女性棋士の優勝」。
- 第15回優勝の藤沢里菜は、「男女混合公式棋戦初の女性棋士の優勝」。
- 第16回に上野愛咲美が優勝したことで、史上初めて女性棋士が2年連続で男女混合公式棋戦の優勝者となった。更に上野は第17回でも優勝し、本棋戦初の連覇、かつ「男女混合棋戦初の女性棋士の連覇」、かつ史上初の男女混合棋戦での3年連続女性棋士優勝を記録した。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “囲碁若鯉戦、公式戦に「昇格」”. 朝日新聞デジタル (2011年6月21日). 2022年10月29日閲覧。