宮津湾
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宮津湾 | |
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位置 | 京都府丹後地方 |
河川 | 大手川 |
海洋 | 若狭湾(日本海) |
国 | 日本 |
延長 | 9.2 km |
最大幅 | 2-3 km |
宮津湾(みやづわん)は、日本海の若狭湾西端部に位置する湾。京都府宮津市の市街地北方にあり、大手川が注いでいる。南北9.2キロメートル、東西2-3キロメートル[1]。水深は10-20メートル[1]。
地理
[編集]丹後半島と栗田半島に挟まれた内湾である[1]。日本三景の一つである天橋立によって、内海の阿蘇海と隔てられている[2]。日本海が入り込んでできた[2]。宮津湾と阿蘇海とは狭い水路でのみ繋がっている[2]。宮津湾の東岸は岩石海岸であるが、西岸は砂浜海岸が発達している[1]。
文化
[編集]かつては「与謝の海」とも呼ばれ、和歌の歌枕にもなった[1]。
宮津湾では水産業が盛んであり、タイ類やナマコなどのほか、サワラ、アジ、イワシ、秋イカなどが水揚げされる。
毎年8月16日に、三大燈籠流しのひとつとも言われている「宮津燈籠流し花火大会」が開催されている。同大会では、宮津湾沖合いで約3000発のスターマインが打上げられる。天橋立の宮津湾側の砂浜は、日本三景では唯一の海水浴場である。
2016年には「京都宮津湾・伊根湾」が世界で最も美しい湾クラブへの加盟を認められた[3]。
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 阿蘇海 および 宮津湾 - 閉鎖性海域ネット(環境省)
- 京都宮津湾・伊根湾応援サイト- 京都宮津湾・伊根湾クラブ
- 「京都宮津湾・伊根湾」が「世界で最も美しい湾クラブ」に正式加盟決定 - 広報誌みやづ平成26年11月号