北川口駅
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北川口駅 | |
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きたかわぐち Kita-Kawaguchi | |
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所在地 | 北海道天塩郡天塩町字川口 |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 羽幌線 |
キロ程 | 128.7 km(留萠起点) |
電報略号 | キカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1935年(昭和10年)6月30日[1] |
廃止年月日 | 1987年(昭和62年)3月30日[1] |
備考 | 羽幌線廃線に伴い廃駅[1] |
北川口駅(きたかわぐちえき)は、かつて北海道天塩郡天塩町字川口に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅である。電報略号はキカ。事務管理コードは▲121629[2]。
歴史
[編集]- 1935年(昭和10年)6月30日 - 鉄道省天塩線の幌延駅 - 天塩駅間開通に伴い、開業[3]。一般駅[1]。
- 1949年(昭和24年)6月1日 - 公共企業体である日本国有鉄道に移管。
- 1958年(昭和33年)10月18日 - 天塩線を羽幌線に編入して羽幌線が全通し、それに伴い同線の駅となる。
- 1970年(昭和45年)9月7日 - 貨物・荷物の取り扱いを廃止[1][4]。同時に無人化[5](駅前の牧場に簡易委託)[6]。
- 1987年(昭和62年)3月30日 - 羽幌線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]。
駅名の由来
[編集]当駅が、天塩川口の北に位置していたことによる[3]。
駅構造
[編集]廃止時点で、島式ホームの片面を使用した1面1線の単式ホームを有する地上駅だった。ホームは線路の東側、幌延方面に向かって右手側に存在した。
無人駅(簡易委託駅)となっており、有人駅時代の駅舎は改築され、力昼駅や更岸駅とほぼ同型の[7]カプセル駅舎となっていた[6]。駅舎は構内の北東側に位置し、ホーム北側とを結ぶ通路で連絡した[6]。駅自体は完全無人であるが、駅前の牧場で乗車券を取り扱う簡易委託駅となっていた[6]。
一部の普通列車は通過した。1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻表では、急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車が上下各1本が通過していた[8]。
駅周辺
[編集]- 国道232号(天売国道/日本海オロロンライン)
- 天塩川
- 北川口展望台
駅跡
[編集]2001年(平成13年)時点[9]および2010年(平成22年)時点[10]とも、牧場の裏手の空き地になっている。
隣の駅
[編集]- 日本国有鉄道
- 羽幌線
脚注
[編集]- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、873頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、231頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、110頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 「日本国有鉄道公示第358号」『官報』1970年9月7日。
- ^ 「通報 ●羽幌線天塩有明ほか6駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1970年9月7日、2面。
- ^ a b c d 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)203ページより。
- ^ 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社、2011年9月発行)224ページより。
- ^ 時刻表『JNR編集 時刻表 1987年4月号』(弘済出版社、1987年4月発行)JRニュース13ページより。
- ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くVIII』(JTBパブリッシング、2001年8月発行)38-39ページより。
- ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)44,46ページより。