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北川口駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
北川口駅
きたかわぐち
Kita-Kawaguchi
(5.2 km) 振老
所在地 北海道天塩郡天塩町字川口
北緯44度56分38.5秒 東経141度45分29秒 / 北緯44.944028度 東経141.75806度 / 44.944028; 141.75806
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 羽幌線
キロ程 128.7 km(留萠起点)
電報略号 キカ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1935年昭和10年)6月30日[1]
廃止年月日 1987年(昭和62年)3月30日[1]
備考 羽幌線廃線に伴い廃駅[1]
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1977年の北川口駅と周囲約500m範囲。上が幌延方面。更岸駅や丸松駅と同様に元は島式ホーム1面2線で、無人化に伴って駅裏側本線に棒線化されている。駅舎は既に簡易型に置き換わっている。駅自体が牧場の一部の様な特異なロケーションで、貨物取扱のヤードは見当たらない。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

北川口駅(きたかわぐちえき)は、かつて北海道天塩郡天塩町字川口に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線である。電報略号キカ事務管理コードは▲121629[2]

歴史

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駅名の由来

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当駅が、天塩川口の北に位置していたことによる[3]

駅構造

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廃止時点で、島式ホームの片面を使用した1面1線の単式ホームを有する地上駅だった。ホームは線路の東側、幌延方面に向かって右手側に存在した。

無人駅(簡易委託駅)となっており、有人駅時代の駅舎は改築され、力昼駅や更岸駅とほぼ同型の[7]カプセル駅舎となっていた[6]。駅舎は構内の北東側に位置し、ホーム北側とを結ぶ通路で連絡した[6]。駅自体は完全無人であるが、駅前の牧場で乗車券を取り扱う簡易委託駅となっていた[6]

一部の普通列車は通過した。1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻表では、急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車が上下各1本が通過していた[8]

駅周辺

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駅跡

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2001年(平成13年)時点[9]および2010年(平成22年)時点[10]とも、牧場の裏手の空き地になっている。

隣の駅

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日本国有鉄道
羽幌線
天塩駅 - <中川口仮乗降場> - 北川口駅 - 振老駅
かつて当駅と振老駅との間に西振老仮乗降場(にしふらおいかりじょうこうじょう)が存在した。1956年(昭和31年)5月1日開業、1970年(昭和45年)9月7日廃止。

脚注

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  1. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、873頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、231頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、110頁。ASIN B000J9RBUY 
  4. ^ 「日本国有鉄道公示第358号」『官報』1970年9月7日。
  5. ^ 「通報 ●羽幌線天塩有明ほか6駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1970年9月7日、2面。
  6. ^ a b c d 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)203ページより。
  7. ^ 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社2011年9月発行)224ページより。
  8. ^ 時刻表『JNR編集 時刻表 1987年4月号』(弘済出版社1987年4月発行)JRニュース13ページより。
  9. ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くVIII』(JTBパブリッシング、2001年8月発行)38-39ページより。
  10. ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)44,46ページより。

関連項目

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