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利用者:Omotecho/マイケル・クラウス

マイケル・E・クラウス
Michael E. Krauss
マイケル・クラウスの肖像写真
生誕 1934年8月15日
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国オハイオ州クリーブランド
死没 2019年8月11日(2019-08-11)(84歳没)
アメリカ合衆国の旗 マサチューセッツ州ニーダム(英語)
国籍 アメリカ合衆国
研究分野 言語学
出身校
  • ハーバード大学博士号
  • コロンビア大学修士号
  • シカゴ大学学士号
主な業績 イニヤック語の記録
プロジェクト:人物伝
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マイケル・E・クラウス英語: Michael E. Krauss, 1934年8月15日 – 2019年8月11日)[1]アメリカ言語学者アラスカ先住民言語研究所英語版の創設者として長く所長を務めた名誉教授である。2019年8月11日に亡くなり、4日後に85歳の誕生日を控えていた。アラスカ先住民言語アーカイブ(英語)はクラウスに献名された。

クラウスの実績はアサバスカ語と、その1種で2008年1月に消滅が認められたイヤック語の研究である。対象分野はアラスカの先住民族の20言語すべてであり、ナ・デネ語エスキモー・アレウト語族に属する18言語を含む。

クラウスはその研究人生を通じ、「絶滅の危機に瀕する言語」という世界的な問題に焦点を当てており、それら言語を世界で文書化し復活を奨励する活動を続けた。特に1991年アメリカ言語学会総会ではその認識を学会に促した。

クラウスは大学卒業後にいったんフランス語教員としてアラスカ大学フェアバンクス校に奉職(1960年)、1972年にアラスカ先住民言語センターを設立すると初代所長として2000年6月退職まで務めた。アラスカ先住民の言語を文書に記録しようと積極的に取り組み、絶滅危惧言語の問題に世界共通の意識づくりを奨励した。

学歴

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学士課程をシカゴ大学で1953年におえると修士課程はコロンビア大学へ進み(1955年学位修得)、1956年にパリ大学高等教育証明書[注釈 1]を受ける。1959年にハーバード大学に受理された博士論文は、言語学・ケルト語を主題にした『Studies in Irish Gaelic Phonology & Orthography』である(仮題:アイルランド・ゲール語の音韻論と正書法の研究)。アイルランド語は、アイルランド西部でアイルランド人を対象の現地調査(1956年から1958年)、アイスランドフェロー諸島でも現地調査を行ってノルド語と北欧諸語と対比した(1958年から1960年)[要出典]

アサバスカ語と比較言語学

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ゲール語を主題に論文を書き上げたクラウスは、1960年にフランス語教員としてアラスカ大学に着任する。ただし現地に到着する前に、すでにアラスカの先住民族言語英語版を意識していたことは明らかで、アラスカへの途上、当時のアサバスカ語研究を率いたハリー・ホイヤー英語版[注釈 2]に面会している。アラスカ到着後、現地の先住民族の言語の悲惨な状況に気づくまで時間はかからず、さっそく、その文書化を決心すると、まず下 (しも) タナナ語英語版を主題にする。

結論から述べると、アサバスカ語比較言語学の研究者として、クラウスの選択は非常に幸運であった。それまでアサバスカ原語英語版の破擦音「*ts-」群のうち、なぜ下(しも)タナナ語が分岐したか証明できずにいたところ、クラウスは、ホイヤーのデータできちんと実証できると気づいたのである。当人はこの新しい情報をすぐにホイヤーに伝えたものの、その知見は組み込まれないまま、ホイヤーの主著であるアサバスカン研究は1963年に発刊する。クラウスは1960年代半ばから後半にかけて、学会誌『IJAL(英語)にミント(Mint)のデータを記事にまとめて数回、載せたものの、アサバスカ原語の破擦音系列に新たな音の定義が追加されたのはその少し後になる。

イヤック語

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言語の文書化において、イヤック語の研究がクラウスの最大の貢献になる[2]。作業を始めた1961年当時、この言語はすでにアラスカ言語で最も絶滅の危機に瀕しており、クラウスの研究がなければ言語として残らなかったかもしれない。過去に情報は少し保存されながら、エドワード・サピアを含めてそれまで研究者の視界からこぼれていた。ところが歴史言語学にとって重大な「欠けたリンク」であること、近隣のアトナとも、遠く隔たったナバホとも同等に密接な関係にあることが判明した。イヤック語の優れたデータが揃うと、語族としてアサバスカ語–イヤック語–トリンギット語の存在を立証できるようになる。だがハイダ語との関連は、音韻論に沿う証拠は固まらなかった。あるいはまた、クラウスはイヤック語の母音修飾制に着目すると、母音の収縮から声調が発達すると説き起し、アサバスカン音調生成理論を提示した[3]

危機に瀕する言語

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クラウスはアメリカ言語学会総会(1991年1月)で講演して言語が絶滅の危機に瀕すると警告しており、しばしばこれを転換点として言語学が世界の言語の多様性を見つめたとする論調、あるいは言語学の分野がこれを檄として文書化に再び焦点を当て、世界で体系的に取り組もうとした走りであるとされる。クラウスは、「危機に瀕する世界の言語」と題した講演で次のように述べた[4]

「優先順位を真剣に考え直さなければならないのは明らかだ。対象分野の90%が消滅するとも知らずに、科学の専門を主導し続けた学問。その唯一の実例が言語学であるなどと歴史に残してはならない。」(仮訳[注釈 3]
Michael E. Krauss

2001年にはさらに思考を展開し、京都で発表した[5]。最終的に[いつ?][注釈 4]、アメリカ合衆国で外国語を学ぶ子どもはいても、教わる言語は世界の言語の20%でしかないと結論づけた[6]

日本人研究者による調査

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クラウスは日本人研究者主催が科学研究費助成を受けた調査に参加した[7]

宮岡伯人による「北アメリカ北西部原住民(エスキモーとインディアン)の言語学的調査」(研究期間1992–1994年度[注釈 5])研究の補佐者は以下のとおり(順不同、肩書きは当時)。

  • 大島稔[8]
  • 早津恵美子[9]
  • 箕浦信勝[10]
アラスカ大学
  • KRAUSS, M 先住民言語研究所 所長
  • LEER, Jeff 助教
  • REED, Irene 先住民言語研究所 教授
その他

主な著作

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単著

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  • Krauss, Michael E.(発行年不明). Na-Dene. AK: アラスカ大学市民講座(College)、マサチューセッツ工科大学(MIT)。ナ・デネ
  • Krauss, Michael E.(1969). On the classification in the Athapascan, Eyak, and the Tlingit verb. ボルティモア: Waverly Press、インディアナ大学。アサパスカン語 - イヤック語 - ティンギット語の動詞。
  • Krauss, Michael E.(1970). Eyak dictionary. AK: アラスカ大学(College)。イヤク語辞書
  • Krauss, Michael E.(1970). Eyak texts. AK: アラスカ大学(College)、MIT。イヤク語
  • Krauss, Michael E.(1970). Eskimo–Aleut. デン・ハーグ: Mouton. エスキモー・アレウト語族
  • Krauss, Michael E.(1974). Native peoples and language of Alaska. フェアバンクス AK: アラスカ大学北極教育研究センター[注釈 6]アラスカ先住民言語研究所。
  • Krauss, Michael E.(1980). Alaska native languages: Past, present, and future. フェアバンクス AK: アラスカ先住民言語研究所。
  • Krauss, Michael E.(1980). On the history and use comparative Athapaskan linguistics. フェアバンクス AK: アラスカ大学 先住民言語研究所。
  • Krauss, Michael E.(1985). Yupik Eskimo prosodic systems: Descriptive and comparative studies. フェアバンクス AK: アラスカ先住民言語研究所。ISBN 0933769377 NCID BA0033273X

共著

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発行年順。

  • Friedrich, Paul; Krauss, Michael E.(1969). On the meaning of the Tarascan suffixes of space. ボルティモア Waverly Press.
  • Badten, Adelinda W.; Krauss, Michael E.; Rubtsova, Ekaterina S.(採話)(1971). Ungazighmiit ungipaghaatangit: アラスカ大学市民講座(College)。
  • Womkon, Linda; Krauss, Michael E.; Hascall, Dudley (1971) (英語). Sivuqaghmiit atightullghit [Reading St. Lawrence Island Eskimo]. In-house reproduction. Department of Linguistics and Foreign Languages, University of Alaska、J.Badten 私家版  NCID BC12704993 セントローレンス島のエスキモー伝承を読む。再版、アラスカ大学外国語・言語学部[注釈 7]
  • Krauss, Michael E.; McGary, Mary J.(1980)Alaska native languages: A bibliographical catalogue. フェアバンクス AK: アラスカ先住民族諸語研究所。言語学の資料集。
  • Krauss, Michael E.; Leer, Jeff.(1981). Athabaskan, Eyak, and Tlingit sonorants. "Alaska Native Language Center research papers" (No. 5). フェアバンクス AK: アラスカ大学 アラスカ先住民族諸語研究所。アサバスカ語、イヤック語、トリンギット語の共鳴音
  • Harry, Anna N.; Krauss, Michael E.(1982). In honor of Eyak: The art of Anna Nelson Harry. フェアバンクス AK: アラスカ先住民族諸語研究所, アラスカ大学。再話者であったアナ・ネルソン・ハリーの伝記[注釈 8]
  • Gudgel-Holmes, Dianne; Joseph, Abbie; Jones, Eliza; Kari, James M.; Krauss, Michael E.(1991). Native place names of the Kantishna drainage. アンカレッジ AK: アメリカ合衆国内務省 国立公園局 アラスカ地区事務所。カンティシュナ川地名事典。カンティシュナ川タナナ川の上流部で、どちらもユーコン川水系
  • Charlie, Teddy; Krauss, Michael; Kari, James M. (1992) (英語). Ode setl'oghwnh da' = Long after I am gone : stories. Alaska Native Language Center, University of Alaska Fairbanks  ISBN 1555000452 NCID BA25297333
  • Krauß, Michael (1997) (英語). Widerruf von Arbeitgeberleistungen. Schriften zum Sozial- und Arbeitsrecht : 159. ベルリン: Duncker & Humblot. OCLC 1247204200 |language=de}} NCID BA36340514[注釈 9] 初版はハイデルベルク大学に提出した博士論文(1996年)ISBN 9783428089055, 3428089057OCLC 722417579
  • Osahito Miyaoka(宮岡伯人), Osamu Sakiyama(崎山理), Michael E. Krauss.(2006) The endangered languages of the Pacific Rim. Oxford, オックスフォード大学出版局。OCLC 71238460.

地図類

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アラスカ大学フェアバンクス校より出版。

  • Krauss, Michael E.(1975). Native peoples and languages of Alaska. [地図]. フェアバンクス AK: アラスカ大学 アラスカ先住民族諸語研究所。 1982年第2版。
  • Krauss, Michael E.(1995). Inuit, Nunait, Nunangit, Yuget, Unangan Tanangin. [地図]. フェアバンクス AK: アラスカ大学 アラスカ先住民族諸語研究所,

講演原稿

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  • Krauss, M. (2001). “Mass language extinction, and documentation : The race against time” (英語). Lectures on Endangered Languages : 2 — From Kyoto Conference 2000. pp. 19-39. CRID:1571417125041059456 

資料集コレクション

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クラウスの収集資料。対象はエスキモー・アレウト語族、アラスカのアスバスカ系先住民諸語、イヤック語、トリンギット語、ハイダ語、チムシアン語(Eyak, Tlingit, Haida, and Tsimshian)地理的範囲はアラスカ、カナダ、グリーンランド。

  • Alaska Native Language Center Library collection, 1770-1983、アーカイブ資料、英語、1770年以降。

専門誌の投稿

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『Language』
  • * Hale, Ken; Krauss, Michael; Watahomigie, Lucille J.; Yamamoto, Akira Y.; Craig, Colette; Jeanne, LaVerne M.; England, Nora C (1992). “Endangered languages” (英語). Language 68 (1): 1–42. doi:10.2307/416368. JSTOR 416368etal 
  • * Krauss, Michael E. (1992). “The World's Languages in Crisis.” (英語). Language 68 (1): 4-10. 
『International Journal of American Linguistics (IJAL)』
  • * Krauss, Michael E. (1964). “The proto-Athapaskan–Eyak and the problem of Na-Dene, I: The phonology” (英語). International Journal of American Linguistics (IJAL) 30 (2): 118–131. doi:10.1086/464766. 
  • * Krauss, Michael E. (1965). “The proto-Athapaskan–Eyak and the problem of Na-Dene, II: The morphology” (英語). International Journal of American Linguistics 31 (1): 18–28. doi:10.1086/464810. 
  • * Krauss, Michael E. (1968). “Noun classifiers in the Athapaskan, Eyak, Tlingit, and Haida verb” (英語). International Journal of American Linguistics 34 (3): 194–203. doi:10.1086/465014. 
『Linguistics in North America』
  • Krauss, Michael E.(1973). Na-Dene. In T. A. Sebeok(編), Linguistics in North America (pp. 903–978). The Hague: Mouton.(Krauss 1976の再版).
『Linguistics』
  • Krauss, Michael E.(1975). "St. Lawrence Island Eskimo phonology and orthography". Linguistics 13 [152] : 39-72.


他の著作に寄稿

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発行年順。

  • Krauss, Michael E.(1976). "Na-Dene". In T. A. Sebeok (編), Native languages of the America (pp. 283–358). ニューヨーク: Plenum.(Krauss 1973の再版、ナ・デネ語)
  • Krauss, Michael E.(1979). "Na-Dene and Eskimo." L. Campbell & M. Mithun(編) The languages of native America: Historical and comparative assessment. オースティンテキサス大学出版局。(エスキモーとナ・デネ語)
  • Krauss, Michael E.(1986). "Edward Sapir and Athabaskan linguistics." W. Cowan, M. Foster, & K. Koerner(編)New perspectives in language, culture, and personality (pp. 147–190). アムステルダム: Benjamins. エドワード・スピア人物伝。
  • Titus, Dorothy; Titus, Matthew; Niedermeyer; Kari, Jim; Charlie, Isabel; Allen, Brian K. (1991). Village Art Program; Alaska Native Language Center. eds. Dats'en' ło k'iyh tth'ok tr'eghonh = This is the way we make our baskets. 第2版監修はJim Kari、Dorothy Titus、Isabel Charlie。Brian K. Allen(写真)rev [Alaska Native Language Center] (2nd ed.). University of Alaska (College) [アラスカ大学市民講座]  ISBN 0933769067 NCID BB10199382 初版はJeff Leer と Michael Krauss による聞き書き。
  • Krauss, Michael E.(2005). "Athabaskan Tone." Keren Rice and Sharon Hargus(編) Athabaskan Prosody. アムステルダム: John Benjamins. ISBN 90-272-4783-8 アサバスカ諸語の発音。
  • Krauss, Michael (2017). “1. The world's languages in crisis”. In May, Stephen (英語). Language rights. International library of essays on rights. Routledge. "Language 68/1, pp. 4-10."  ISBN 9781472428097 NCID BB23408259 再掲(収載した書籍の主題は〔言語という権利〕)

参考文献

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本文の典拠。主な執筆者の順。

  • Fromkin, Victoria; Rodman, Robert; Hyams, Nina (英語). An Introduction to Language (7版 ed.). 525 [11]1535-0665
    • 邦訳あり。ビクトリア・フロムキン、ロバート・ロッドマン、ニーナ・ヒアムズ 著『フロムキンの言語学』緖方孝文 監修、東京:トムソンラーニング、ビー・エヌ・エヌ新社(発売)、2006年。OCLC 675491473。原著は『An introduction to language』(第7版)
  • Krauss, Michael E. (2005). “Athabaskan Tone”. In K. Rice; Hargus, S (英語). Athabaskan Prosody. Amsterdam: John Benjamins. 
  • Krauss, Michael E. (2006). “A history of Eyak language documentation and study: Fredericæ de Laguna in memoriam” (英語). Arctic Anthropology 43 (2): 172–218. doi:10.1353/arc.2011.0095. 
  • * Michael E. Krauss (2006-09). “A History of Eyak Language Documentation and Study: Fredericæ de Laguna in Memoriam” (英語). Arctic Anthropology 43 (2): 172-217. doi:10.1353/arc.2011.0095. 

脚注

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注釈

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  1. ^ パリ大学の修了証は「フランス語: Certificat d'Etudes supérieures」。
  2. ^ Harry Hoijer 著者の読みについて。ハリー・ホイヤー 著、久保内端郎 訳「 言語の起源」『現代言語学 : 紹介と展望』アーチボルド・A・ヒル 編、宮部菊男 監訳(Hill, Archibald A, 1902-1992、宮部, 菊男, 1915-1981)、東京:研究社出版、1971年。注記『Linguistics (Voice of America Forum Lectures』(1969年)の全訳。国立国会図書館書誌ID:000001268489全国書誌番号:75023221doi:10.11501/12441970
  3. ^ 原文:"Obviously we must do some serious rethinking of our priorities, lest linguistics go down in history as the only science that presided obliviously over the disappearance of 90% of the very field to which it is dedicated."
  4. ^ 同『An introduction to language』(第7版)の邦訳あり。
    • ビクトリア・フロムキン、ロバート・ロッドマン、ニーナ・ヒアムズ 著『フロムキンの言語学』緖方孝文 監修、東京:トムソンラーニング、ビー・エヌ・エヌ新社(発売)、2006年。OCLC 675491473。
  5. ^ 宮岡らの研究は完了し報告書3件がある[7]
  6. ^ 学環の名称は、Center for Northern Educational Research。
  7. ^ 『Reading St. Lawrence Island Eskimo』の初版はアンカレジ:アラスカ大学(1971年頃)。Linda Badten、Michael Krauss、Dudley Hascallは、筆記法開発とこの小冊子制作にあたった。引用した物語は、Ekaterina S. Rubtsova がシベリアのエスキモーから採話した著作(仮題)『エスキモーの言語と民俗に関する資料』による。(『Materialy po Yazyku i Fol'kloru Eskimosov』、1954年旧ソビエトで出版)。
  8. ^ ネルソン・ハリーの物語を再録。Mishler, Craig. "Diving Down: Ritual Healing in the Tale of The Blind Man and the Loon." Arctic Anthropology 200309, 40 (2) 49-55; エラー: 不正なDOI指定です
  9. ^ 印刷版の書籍252-266頁に経歴一覧あり。電子書籍版1998年、2021年、ISBN 9783428489053, 3428489055。目次はダウンロード可能(PDF)。NCID BA0036191X ISBN 3428089057

出典

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  1. ^ Treinen, Lex (2019年8月13日). “Celebrated linguist of Alaska Native Languages Michael Krauss dies [マイケル・クラウス氏死去、アラスカ先住民言語の著名な言語学者”]. KTUU-TV. https://www.ktuu.com/content/news/Celebrated-linguist-of-Alaska-Native-Languages-Michael-Krauss-dies-541283021.html 2019年8月15日閲覧。 
  2. ^ Krauss 2006, p. 172-217
  3. ^ Krauss 2005, "Athabaskan Tone"
  4. ^ Krauss 1992, p. 4-10
  5. ^ Krauss 2001, Lectures on Endangered Languages : 2 — From Kyoto Conference 2000(京都会議2000記録)
  6. ^ Fromkin, Rodman & Hyams, p. 525, An Introduction to Language(7版)
  7. ^ a b 北アメリカ北西部先住民言語の研究”. 国立情報学研究所. 2023年11月8日閲覧。
  8. ^ 大島 稔”. KAKEN. 2023年11月8日閲覧。
  9. ^ 早津 恵美子”. KAKEN. 2023年11月8日閲覧。
  10. ^ 箕浦 信勝”. KAKEN. 2023年11月8日閲覧。
  11. ^ * Krauss, Michael (1992). “The world's languages in crisis” (英語). Language 68 (1): 4–10. doi:10.1353/lan.1992.0075. ISSN 1535-0665. https://muse.jhu.edu/content/crossref/journals/language/v068/68.1.hale_sub01.html. 

関連項目

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姓の50音順

関連資料

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  • 箕浦 信勝「上(かみ)タナナ・アサバスカ語データの多次元データベース化」研究期間:1996(年度)、完了。補佐研究者は大島稔、宮岡伯人、早津恵美子。
  • 『シンポジウム「危機に瀕した言語」 : 予稿集』日本言語学会、1998年10月。
    • 宮岡伯人「危機に瀕した言語崩れゆく言語と文化のエコシステム」3ー10頁。
  • 宮岡伯人『危機に瀕した言語について 講演集』4 (ELPR publications series ; C004)1999-2002年。
  • 宮岡伯人『危機に瀕した言語について 講演集』5 (ELPR publications series ; C005)1999-2002年。
  • 宮岡伯人『西太平洋地域における少数民族言語の研究』(ELPR publications series ; C006)1999-2002年。
  • 宮岡伯人、崎山理 編『消滅の危機に瀕した世界の言語 : ことばと文化の多様性を守るために』渡辺己、笹間史子 監訳、明石書店〈明石ライブラリー ; 39〉、2002年。
  • 『消滅の危機に瀕した言語の研究の現状と課題』崎山理 編、国立民族学博物館〈国立民族学博物館調査報告 ; 39〉、2003年。
  • 『今、世界のことばが危ない! : グローバル化と少数者の言語 : 2005第19回「大学と科学」公開シンポジウム講演収録集』宮岡伯人 編、クバプロ、2006年。
    • 笹間史子 述「発想の転換をせまることばたち、北米先住民諸語」
    • 宮岡伯人「言語の違い、認識のちがい」
    • 菅原和孝 述「特別講演 自然破壊と言語崩壊」
    • 笹倉いる美 述「少数民族語の危機をどう見るか 少数民族語デジタル化」
    • 角田太作 述「言語再活性化運動と記録保存の重要性」

外部リンク

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クラウスについて


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