利用者:Azuma Kenichiro/sandbox
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にしい こうしゅん 西井 香春 | |
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生誕 |
1944年5月16日(80歳) 日本 新疆ウイグル自治区 |
職業 | 料理研究家 |
西井 香春(にしい こうしゅん、1944年5月16日 - )は、日本の料理研究家。かつては本名・西井郁(にしい あや)としてフランス料理研究家として活躍。
来歴
[編集]1944年、新疆ウイグル自治区に生まれる。本名は西井 郁(にしい あや)。父は通信社の支局長、母は中国生まれ中国育ちだった。その後、日本に引き揚げるも14歳で母を亡くす。
16歳で、単身パリへ。従姉である、女優・岸惠子の邸宅に寄宿しながら、フランス家庭料理と製薬を学ぶ。岸の結婚相手だった、映画監督のイヴ・シャンピの元には、文化人や欧州の王族ら各界の名士が訪れたため、同邸は本格的なフランス料理人を抱えていた。西井はその厨房に入り浸り、本場のフランス料理を学んだ。
1964年、日本へ帰国。その後、フランスと往来しながら、シャンピ家の料理を教え始める。当時、テーブルコーディネーターの草分けだった、クニエダヤスエらとセミナーを開いていた。38歳の時に、本格的に料理教室を開くため、パリの名門ル・コルドンブルーとエコール・ルノートルに入学し、料理と製菓を学び直す。ベルギーの週刊誌ファム・ドージュルドゥイ(Femmes d’auiourd’hui)誌に「今日の女性」として取材を受ける。
40歳で帰国後、六本木でフランス家庭料理教室やワイン会などのサロン「ポ・ト・フー」を主宰。映画監督・羽仁進ら各界著名人らに好評を博す。フランス料理研究家・西井郁として、テレピ、雑誌でも活躍。NHK「きょうの料理」にもレギュラー出演。フランス料理やハーブ料理の本を多数執筆する。
1993年、「もっと日本のことを知りたい」と思っていた時に、武蔵小金井の尼禅寺・三光院の住職・星野香栄禅尼に出会う。素材を生かし、簡素でありながら美しい、香栄住職の作る料理に感動し、師事する。54歳より竹之御所流の後継者として、西井香春と名をあらため、同院にて料理を提供する。現在も、NHK学園で精進料理教室の講師やを務めるなど、継承・普及に情熱を傾けている。
メディア
[編集]テレビ
[編集]著書
[編集]- 『西井郁の家庭でつくる軽やかフランス料理 (NHKきょうの料理シリーズ)』NHK出版, 1994.4
- 『ハーブの家庭料理―美味しい使い方ア・ラ・カルト』じゃこめてい出版, 1987.11
- 『西井郁のハーブ料理―お気に入りのレシピ』雄鶏社, 1995.3
※以上、西井郁名義。
- 『尼寺「三光院」の料理長が教える はじめてのおそうざい精進』世界文化社, 2019.4
- 『尼寺三光院の毎日やさい精進料理』主婦の友社, 2019.5
- 『尼寺のやさい料理 (素材を生かす精進のこころ)』家の光協会, 2020.9
新聞・雑誌
[編集]- 『サライ』小学館, 2020年10月号「朝めし自慢」
- 『美ST』光文社, 2020年4月号「けんちん汁」
- 『日本経済新聞』日本経済新聞社, 9月30日朝刊「NIKKEI The STYLE」
- 『クロワッサン』マガジンハウス, 2017年10/10(958号)「心と身体を整える」
- 『サライ』小学館, 2017年9月号「私のスタンダード 調理道具編」
- 『きょうの料理ビギナーズ』NHK出版, 2017年4月号 ※「ベストレシピ」第1位に西井のけんちん汁が選ばれる。
脚注
[編集]外部リンク
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