利用者:デジタル紙芝居映像回想研究会
デジタル紙芝居とは、フォトムービー(注1)を活用して、紙芝居のようにプレゼンテーション、レクリエーション、トークショー、演奏会、朗読会等、双方向性のコミュニケーションを、「自己表現力」と「伝達力」(注2)でパフォーマンスするデジタル映像活用プログラムの手法とツールである。 フォトムービーを活用したデジタル紙芝居プログラム(前田式映像回想法)の考案者は、フォトムービークリエイター、心療回想士、映像回想法研究家の前田勝彦(1953年福井県出身)である。
前田は、このデジタル紙芝居プログラム(前田式映像回想法)を2007年から、教育、福祉、観光、PR、町おこし等に展開している。
特に、高齢者向け福祉レクリエーションである「デジタル紙芝居で映像回想の旅」は、回想法レクリエーションの有効なプログラムとして注目され、高校教育の現場でも活用されている。 また、この前田式映像回想法によるデジタル紙芝居は、単にパワーポイントやスライドショーで作成された「デジタルデータの紙芝居」とは全く異なるもので、回想法特に映像回想法の分野におけるインタビューカウンセリングに有効な手法とツールである。
※注1:フォトムービーについて ・フォトムービーとは、静止画に時間軸と仮想空間を与え、ストーリーを表現する映像手法である。 ※注2:「自己表現力」と「伝達力」について ・自己表現力~フォトムービーは、様々な素材でイメージを具体的にビジュアル化する映像手法であるから、このフォトムービー制作のプロセスで、自己表現・自己確認・自己実現・ そして自己完結が行われ自己表現力が飛躍的に向上する。 ・伝達力~時間軸と仮想空間を持つフォトムービーの時空で、紙芝居のようにイメージを伝えるパフォーマンスを行う。それはプレゼンであったり、レクリエーションであったり、 またトークショーであったり、演奏会であったり、朗読会であったり、様々なパフォーマンスに展開する。