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初めての女

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
初めての女
監督 小平哲兵
脚本 桑江良佳
製作 一般社団法人高山市文化協会
出演者 髙橋雄祐
三輪晴香
芋生悠
公開 日本の旗 2020年(上映会)
上映時間 120分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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初めての女』(はじめてのおんな)は、一般社団法人高山市文化協会が、令和元年に設立70周年を迎えたことを記念し、同協会が制作した映画[1]

令和元年が、郷土の文学者であり高山市名誉市民である瀧井孝作の生誕125周年にあたることから、代表作の自伝小説『俳人仲間』より、第3部の「初めての女」を題材とした[1]

2019年11月から12月にかけて撮影が行われ、2020年に完成した。

2020年9月から市内で第1回上映会が行われ、19日にこくふ交流センター・さくらホール、24日に丹生川文化ホール、25日・26日に高山市民文化会館・大ホールで上映された。2021年12月11日には高山市民文化会館・小ホールで第2回上映会が行われた[1]

あらすじ

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明治44年、初冬の高山で開かれたある句会にて、当時17才の瀧井孝作は俳句の先生であり、憧れの存在の河東碧悟桐に「自身が経験し、強く感じた句を見たい」と言われ、今まで行ったことのない大人の行き交う店『西洋料理店ひさごや』に行く。そこで、出会った女性・玉に興味を示す。その経験を生かして句を書き、句会にてその句が評価を受ける。

その事で奢った孝作は意気揚々とさらに新しい経験を求め、三味線芸者を呼ぶ。孝作はそこで出会った女性・鶴昇の都会的な振る舞いや、美しい容姿に惹かれ鶴昇にのめり込むのだが……。別れが訪れ、その経験から孝作はこの地を離れ、俳人となる決断をする。

キャスト

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ロケ地

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  • 福田屋・二階 - 荘川の里・山下家
  • 瀧井家・玄関、黄鶴・菊の部屋 - 松本家住宅
  • ゴミ二階 - 宮地家住宅
  • 夜回り、宮川沿い - 瀬戸川沿い(古川町)
  • ひさごや - バグパイプ
  • 川沿いの道、繁華街の近くの道 - 古い町並み
  • ひさごや・二階の部屋 - かくれん慕
  • 蔦定へ向かう街道の暗い路地 - ぎんなん横丁
  • 蔦定・前 - 上三之町
  • 魚松 - 雨音
  • 黄鶴 - かみなか旅館
  • 川上魚問屋・前 - 荘川の里・三島家
  • 冬の城山 - 飛騨高山スキー場
  • 櫻山八幡宮 - 日枝神社
  • 海老坂 - 荘川の里・民俗資料館前
  • 洲さき - 洲さき
  • 城山の山道 - 平湯スキー場

スタッフ

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  • 監督 - 小平哲兵
  • 脚本 - 桑江良佳
  • 製作 - 一般社団法人高山市文化協会

その他

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原作

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俳人仲間
著者 瀧井孝作
発行日 1973年10月15日
発行元 新潮社
ジャンル 俳句
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 A5判
ウィキポータル 文学
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書誌情報

脚注

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  1. ^ a b c 高山市文化協会設立70周年記念事業”. www.takayama-bunka.org. 2022年11月22日閲覧。