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佐々木愛 (女優)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ささき あい
佐々木 愛
佐々木 愛
『小説倶楽部』1964年4月号(桃園書房)
本名 原田 愛
生年月日 (1943-07-18) 1943年7月18日(81歳)
出生地 日本の旗 日本東京都[1]
身長 153 cm[1]
血液型 AB型[1]
職業 女優
活動期間 1960年 - 現在
活動内容 舞台テレビドラマ映画
著名な家族 父:佐佐木隆
母:鈴木光枝
受賞
昭和53年度文化庁芸術祭優秀賞
舞台『サンダカン八番娼館(1978年)』
第17回紀伊国屋演劇賞個人賞
舞台『越後つついし親不知』(1982年)
備考
身長 153cm 体重 50kg
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佐々木 愛(ささき あい、1943年7月18日[1] - )は、日本女優劇団文化座代表。

人物

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劇団文化座の主宰者佐佐木隆を父に、女優の鈴木光枝を母とする一人娘。1962年(昭和37年)和光学園在学中に同劇団研究生となる。1963年(昭和38年)『荷車の歌』で全国巡演。同年『土』(長塚節)でテレビにデビュー。1983年(昭和58年)『越後つついし親不知』の演技で紀伊国屋演劇賞個人賞受賞。1987年(昭和62年)文化座代表に就任。1990年(平成2年)に母の当たり役である『荷車の歌』のセキ役を演じて話題になる。舞台生活40周年となる2001年(平成13年)には『いろはに金平糖』を再演。

主な出演

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映画

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  • 江戸犯罪帳 黒い爪(1964年、東映京都
  • 廓育ち(1964年、東映東京) - 宮子 役
  • 仇討(1964年、東映京都) - みち 役
  • われら劣等生(1965年、松竹) - 恵子 役
  • 呼んでるぜあの風が(1965年、テアトル・プロ) - ふみ子 役
  • 喜劇 仰げば尊し(1966年、東京映画) - 小林千律 役 / NHK映画賞最優秀女優賞受賞
  • 新 網走番外地(1968年、東映東京) - 末広秋子 役
  • 現代やくざ 与太者仁義(1969年、東映東京)
  • 沖縄(1970年、共同映画) - 玉那覇朋子 役
  • 日本女侠伝 鉄火芸者(1970年、東映京都) - 小いく 役
  • 闇の中の魑魅魍魎(1971年、中平プロ) - キヌ 役
  • 娘たちは風にむかって(1972年、民芸映画) - 木下 役
  • 友情(1975年、松竹) - 矢沢加代
  • 翼は心につけて(1978年、共同映画全国系列会議) - 横山ケース・ワーカー 役
  • 草の乱(2004年) - 田代クニ 役
  • 北辰斜にさすところ(2007年) - 橋本富子 役

テレビドラマ

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舞台

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その他のテレビ番組

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受賞歴

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  • NHK映画賞最優秀女優賞(映画『仰げば尊し』1966年)
  • 昭和53年度文化庁芸術祭優秀賞(舞台『サンダカン八番娼館』1978年)
  • 第17回紀伊国屋演劇賞個人賞(舞台『越後つついし親不知』1982年)
  • 広島市民劇場女優賞(舞台『荷車の歌』1990年)
  • 岡山市民劇場女優賞(舞台『荷車の歌』1991年)
  • 福山市民劇場女優賞(舞台『荷車の歌』1991年)
  • 倉敷市民劇場最優秀女優賞(舞台『 荷車の歌』1991年)
  • 岡山市民劇場賞(俳優部門)(舞台『ひとり芝居 越後つついし親不知』1992年)
  • 岡山市民劇場主演女優賞(舞台『『ほにほに、おなご医者』2002年)
  • 第21回倉敷市民劇場女優賞(舞台『『ほにほに、おなご医者』2002年)

関連文献

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著書

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  • 『劇場の外で』(教育史料出版会、1987年) エッセイ
  • 『佐々木愛 幕あい対談』(いかだ社、1992年) ※対談集
  • 『愛、夢ばなし -私の出会った素敵な人たち-』(教育史料出版会、2001年) ※「佐々木愛 幕あい対談」の改題版

評伝

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レコード

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  • 『新日本風土記 飛騨路をゆく』(1971年5月、東宝レコード)2枚組のLPレコード。語り。NHKの紀行番組のように、名古屋から高山、古川を経て白川郷までの飛騨の風物を馬子唄や木やり、祭りの音声、当時の列車の車内アナウンス、地元の古老の談話などを交えて紹介。共演の二代目中村吉右衛門と交互にナレーションしながら進行。
  • SIDE1:A面「高山まで」B面「高山と古川」SIDE2:A面:「白川郷への道」、B面:飛騨民謡。

脚注

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  1. ^ a b c d 佐々木 愛”. 日本タレント名鑑. 2024年5月12日閲覧。
  2. ^ マキノノゾミが大杉栄と仲間たちを描く新作「にんげんたち」劇団文化座で、演出は鵜山仁”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年12月3日). 2024年12月4日閲覧。

外部リンク

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