丹波層群
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丹波層群(たんばそうぐん、英: Tamba group)とは、兵庫県篠山盆地周辺や神戸市の一部、大阪府北部の豊能郡から高槻市周辺[1]、京都府および以東にかけて分布している地層であり、中生代ジュラ紀(2億〜1億4000万年前)にかけて形成された付加体である。全層厚は約9000mである[2]。
丹波層群を基盤とする地域は地質学(地体構造)では丹波帯(たんばたい)と呼ばれ、西南日本内帯に属し[3]、東に続く美濃帯と合わせて美濃-丹波帯と分類されることもある[4]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 京都府 編『京都府レッドデータブック2015』。
- 『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館。
- 楠, 利夫、武蔵野, 実「丹波帯南西部の“非丹波層群”の砂岩 一モード解析とその比較一」(PDF)『地球科学』45巻1号、1991年、2024年6月14日閲覧。
- 宮村, 学、吉田, 史郎「近畿地方の地殻とその深部」(PDF)『地質ニュース』No.267、1976年、2024年6月14日閲覧。
外部リンク
[編集]- 地層名検索データベース(産業技術総合研究所)