中野敏男
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中野 敏男(なかの としお、1950年9月 - )は、日本の社会学者。専門は、歴史社会学、倫理学、社会思想史。 東京外国語大学名誉教授。博士(文学)。
学歴
[編集]- 1982年 東京大学教養学部教養学科卒業
- 1984年 東京大学大学院人文科学研究科倫理学専攻修士課程修了
- 1987年 同博士課程単位取得退学
- 1997年2月 「近代法システムと批判 -ウェーバーからルーマンを超えて」で東京大学より博士(文学)の学位を取得
職歴
[編集]- 1987年4月 東京大学文学部 助手
- 1988年4月 茨城大学教養部 講師
- 1989年4月 茨城大学教養部 助教授
- 1996年4月 東京外国語大学外国語学部 教授
- 2009年4月 東京外国語大学総合国際学研究院 教授(大学院重点化に伴う配置換え)
- 2016年3月 東京外国語大学定年退職、名誉教授
著書
[編集]単著
[編集]- 『マックス・ウェーバーと現代――<比較文化史的視座>と<物象化としての合理化>』(三一書房 1983年)
- 『近代法システムと批判――ウェーバーからルーマンを超えて』(弘文堂 1993年)
- 『大塚久雄と丸山眞男――動員、主体、戦争責任』(青土社 2001年)
- 『詩歌と戦争―白秋と民衆、総力戦への「道」』(NHKブックス 2012年)
- 『ヴェーバー入門――理解社会学の射程』(ちくま新書 2020年)
共編著
[編集]- (岩崎稔・大川正彦・李孝徳)『継続する植民地主義――ジェンダー/民族/人種/階級』(青弓社 2005年)
- (波平恒男・屋嘉比収・李孝徳)『沖縄の占領と日本の復興――植民地主義はいかに継続したか』(青弓社 2006年)
- (金富子)『歴史と責任――「慰安婦」問題と1990年代』(青弓社 2008年)
訳書
[編集]- マックス・ウェーバー『理解社会学のカテゴリー』(未來社 1990年)
- ユルゲン・ハーバマス『道徳意識とコミュニケーション行為』(岩波書店 1991年、岩波モダンクラシックス 2000年)