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万蔵院 (坂東市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
萬蔵院
所在地 茨城県坂東市生子1617
位置 北緯36度05分47.8秒 東経139度50分47.3秒 / 北緯36.096611度 東経139.846472度 / 36.096611; 139.846472座標: 北緯36度05分47.8秒 東経139度50分47.3秒 / 北緯36.096611度 東経139.846472度 / 36.096611; 139.846472
山号 慈徳山
院号 萬蔵院
宗派 真言宗豊山派
本尊 大日如来
創建年 貞観7年(870年
開山 理源大師聖宝
公式サイト 萬蔵院
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萬蔵院(まんぞういん)は、茨城県坂東市にある真言宗豊山派寺院

歴史

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870年貞観7年)、理源大師聖宝によって開山された。下総国猿島郡の中心部に位置し、門前町を形成していたという[1][2][3]

江戸時代は「満蔵院(まんぞういん)」とも称しており、「総本山移転地常法檀林所」として真言宗僧侶の養成機関(檀林)の役割を果たした。江戸幕府からは寺領を保証する朱印状と「大名」の格式を、朝廷からも「中納言以上」の格式が与えられ、大いに寺運興隆した[1][2][3]

ところが、文化年間(1804年 - 1818年)に火災に遭い大部分が焼失、明治に入ってからも離檀が相次ぎ、一時は廃寺の危機に陥った。1892年(明治25年)、総本山より特命を受けた第72世住職が再建に乗り出し、復興に成功した[1][2][3]

第73世住職の中川祐俊の次男は日本脳炎に罹患し、半身不随と知的障害後遺症が残った。これをきっかけに祐俊は障害者施設の運営を志し、社会福祉法人「慈光学園」を設立し、当院の周辺に施設を設けて運営に当たった。後に祐俊は所属宗派である真言宗豊山派の管長に就任している[1][2][3][4]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c d プレスサービス 編『茨城の寺を訪ねて』茨城放送、1987年、196-199p
  2. ^ a b c d 沿革萬蔵院
  3. ^ a b c d 萬蔵院ご案内慈光学園
  4. ^ 法人概要慈光学園

参考文献

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  • プレスサービス 編『茨城の寺を訪ねて』茨城放送、1987年

外部リンク

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