一噌正之助
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一噌 正之助(いっそう しょうのすけ、1901年(明治34年)7月1日 - 1970年(昭和45年)3月12日)は、能楽囃子方、笛方一噌流能楽師。一噌流宗家代理。
1901年(明治34年)東京生まれ。十世一噌又六郎の弟・要三郎の孫で、3歳時から十二世一噌又六郎に師事し、14歳で初舞台[1]。1945年(昭和20年)十三世一噌鍈二が没した後には流儀を代表する立場となり、のちに宗家代理をつとめた。1957年(昭和32年)日本能楽会(重要無形文化財保持者に総合認定された者の団体)が結成され、1965年(昭和40年)から日本能楽会会員。
次男が一噌仙幸(芸術院恩賜賞・芸術院会員・人間国宝)[2]。
DVD
[編集]- 能楽名演集1 宝生流「鉢木」近藤乾三 近藤乾之助 松本謙三 野口敦弘 三宅藤九郎 三宅右近 一噌正之助 三須錦吾(幸正影) 安福春雄、NHKエンタープライズ
- 能楽名演集2 金春流「葵上」櫻間金太郎(弓川)/「実盛」櫻間道雄 森茂好 宝生閑 鏑木岑男 一噌正之助 北村一郎 瀬尾乃武 金春惣右衛門、NHKエンタープライズ
- 能楽名演集2 宝生流「羽衣」野口兼資 松本謙三 森茂好 松本義 一噌正之助 北村一郎 安福春雄 観世元信/「綾鼓」高橋進、NHKエンタープライズ