ワールドユースデー
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ワールドユースデー(英語: World Youth Day, WYD)は、1984年にローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の提唱で始まった青年カトリック信者の年次集会である。
日程は1週間にわたって行われ、世界各地から青年カトリック信者数十万人が集まる。
目的
[編集]大会の目的は次のことを表す。
- 一緒に集まること
- 若者に信用を置くこと
- 人間のレベル上で国際的な世界に会うこと
開催地一覧
[編集]年 | 日時 | 開催地 | 総参加者数 | テーマ |
---|---|---|---|---|
1984 | 4月15日 | ローマ( イタリア) | 300,000 | 贖いの聖年 |
1985 | 3月31日 | ローマ( イタリア) | 300,000 | 国際青年年 |
1987 | 4月11日–12日 | ブエノスアイレス( アルゼンチン) | 1,000,000 | We ourselves have known and put our faith in God’s love towards ourselves (ヨハネの第一の手紙 4:16) |
1989 | 8月15日–20日 | サンティアゴ・デ・コンポステーラ( スペイン) | 400,000 | I am the Way, the Truth and the Life (ヨハネによる福音書 14:6) |
1991 | 8月10日–15日 | チェンストホヴァ( ポーランド) | 1,600,000 | You have received a spirit of sonship (ローマ人への手紙 8:15) |
1993 | 8月10日–15日 | デンバー( アメリカ合衆国) ミサ会場:Cherry Creek State Park |
500,000 | I came that they might have life, and have it to the full (ヨハネによる福音書 10:10) |
1995 | 1月10日–15日 | マニラ( フィリピン) ミサ会場:リサール公園 |
5,000,000 | As the Father sent me, so am I sending you (ヨハネによる福音書 20:21) |
1997 | 8月19日–24日 | パリ( フランス) ミサ会場:ロンシャン競馬場 |
1,200,000 | Teacher, where are you staying? Come and see (ヨハネによる福音書 1:38-39) |
2000 | 8月15日–20日 | ローマ( イタリア) ミサ会場:トル・ヴェルガータ |
2,000,000 | The Word became flesh and dwelt among us (ヨハネによる福音書 1:14) |
2002 | 7月23日–28日 | トロント( カナダ) 最終ミサ会場:ダウンズビュー・パーク |
800,000 | You are the salt of the earth ... you are the light of the world (マタイによる福音書 5:13-14) |
2005 | 8月16日–21日 | ケルン( ドイツ) 最終ミサ会場:マリエンフェルト |
1,200,000[1][2] | We have come to worship Him (マタイによる福音書 2:2) |
2008 | 7月15日–20日 | シドニー( オーストラリア) 最終ミサ会場:ロイヤルランドウィック競馬場 |
400,000[3] | You will receive power when the Holy Spirit comes upon you; and you will be my witnesses. (使徒言行録 1:8) |
2011 | 8月16日–21日 | マドリード( スペイン) 最終ミサ会場:マドリード=クアトロ・ビエントス空港 |
1,400,000–2,000,000[4][5][6] | キリストに根ざして生きる (コロサイ人への手紙 2:7)[7][8] |
2013 | 7月23日–28日 | リオデジャネイロ( ブラジル)[9] | 3,700,000 | だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい (マタイによる福音書 28:19)[10] |
2016 | 7月26日–31日 | クラクフ( ポーランド) | 3,000,000 | 憐れみ深い人々は幸いである、その人たちは憐れみを受ける (マタイによる福音書 5:7)[11] |
2019 | 1月22日–27日 | パナマ( パナマ) | 110,000[12] | わたしは主のはしためです。おことばどおり、この身に成りますように。 (ルカによる福音書 1:38)[13] |
2023 | 8月1日–6日 | リスボン( ポルトガル) | 1,500,000[14] | マリアは出かけて、急いで山里に向かった (ルカによる福音書 1:39)[15] |
大会日程
[編集]セッション | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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朝 | 参加者到着と歓迎 | 参加している司教と参加者との問答セッション | 参加している司教の問答セッション | 参加している司教の問答セッション | 徹夜サイトへの巡礼 | ローマ教皇の典礼・閉会式 |
昼 | 開会式 | ショー、音楽、祈り | ショー、音楽、祈り | ショー、音楽、祈り | ||
夜 | 十字架の道の祈り | 徹夜の祝賀と終了後に睡眠 |
脚注
[編集]- ^ “FAQs”. WYD08 (2008年). 2023年7月29日閲覧。
- ^ “New South Wales Parliament Hansard”. World Youth Day 2005 (2005年). 2023年7月29日閲覧。
- ^ “Pope Benedict XVI thanks volunteers and leaves Australia happy and blessed”. WYD2008 (2008年). 2023年7月29日閲覧。
- ^ “Cerca de un millón y medio de personas reciben al Papa en Cuatro Vientos”. Europapress.es (21 August 2011). 5 December 2011閲覧。
- ^ juan vicente boo / corresponsal en el vaticano (21 August 2011). “Dos millones de oraciones”. ABC.es. 5 December 2011閲覧。
- ^ “WYD: Looking back on the Pope's visit to Madrid”. News.va (2011年8月24日). 2023年7月29日閲覧。
- ^ “Holy Father chooses themes for future World Youth Days”. CNA (2008年12月16日). 2023年7月29日閲覧。
- ^ “「キリストに根ざして生きる-ワールドユースデイ(WYD)に参加して-”. イエズス会社会司牧センター. 2023年7月29日閲覧。
- ^ "Brazil to host World Youth Day, pope announces", CNN, Al Goodman, 2011年8月21日。
- ^ “第28回WYD(ワールドユースデー)リオデジャネイロ大会(2013年7月22日~29日)に際して与えられる特別免償に関する教皇庁内赦院教令”. カトリック中央協議会 (2013年6月24日). 2023年7月29日閲覧。
- ^ “世界青年の日:2016年クラクフ大会に向けて、山上の説教を中心にした3年間のテーマ発表”. バチカン放送局 (2013年11月8日). 2023年7月29日閲覧。
- ^ “JMJ: plus de 110'000 participants sont arrivés au Panama”. cath.ch (2019年1月25日). 2023年7月29日閲覧。
- ^ “2019年ワールドユースデーパナマ大会”. カトリック中央協議会. 2023年7月29日閲覧。
- ^ “Lisbona: un milione e mezzo di giovani per la veglia con Papa Francesco”. RaiNEWS (2023年8月6日). 2023年9月5日閲覧。
- ^ “2023年ワールドユースデーリスボン大会”. カトリック中央協議会. 2023年7月28日閲覧。