ミスター・サンシャイン
ミスター・サンシャイン | |
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ジャンル |
テレビドラマ 時代劇 メロドラマ ロマンス |
企画 | スタジオドラゴン |
脚本 | キム・ウンスク |
監督 | イ・ウンボク |
演出 | イ・ウンボク |
出演者 |
イ・ビョンホン キム・テリ ユ・ヨンソク キム・ミンジョン ピョン・ヨハン 他 |
時代設定 | 朝鮮時代末期 |
製作 | |
プロデューサー |
キム・ヨンギュ ユン・ハリム |
制作 | tvN |
放送 | |
放送国・地域 | 韓国 他 |
放送期間 | 2018年7月7日 - 9月30日() 2018年7月7日 - (Netflix) |
放送時間 | 毎週土・日曜日21:00 - |
回数 | 24 |
ミスター・サンシャイン | |
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各種表記 | |
ハングル: | 미스터 션샤인 |
英題: | Mr. Sunshine |
『ミスター・サンシャイン』(原題:미스터 션샤인、英題:Mr. Sunshine)は、韓国のtvNにて2018年7月7日から9月30日まで放送されたテレビドラマ(時代劇)。韓国での放送と連動してNetflixでも配信された[1]。『太陽の末裔』、『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』に続き、監督のイ・ウンボクと脚本のキム・ウンスクがタッグを組んだ作品[2]。主演はイ・ビョンホン、キム・テリ[3]。
テレビドラマとしては異例の430億ウォン(約43億円)という制作費をかけて製作され[4]、ケーブルテレビでの放送ながら2018年に韓国で放送されたドラマ視聴率第2位を記録[5]。また、同年に韓国ギャラップが調査した「今年最も活躍した俳優」において、主演のイ・ビョンホンとキム・テリが第1位と第2位に選ばれた[6]。
2018年9月22日には、第1回から第22回までの本放送を再構成し、第23回ならびに第24回(最終回)の予告編を合わせた特別番組『ミスター・サンシャイン: Gun, Glory, Sad ending』が、同じくtvNにて放送された。
あらすじ
[編集]朝鮮の貴族の下で働く奴婢の両親のもとに生まれたチェ・ユジン(キム・ガンフン)は、1871年に勃発した辛未洋擾の混乱の中で軍艦に一人乗船し、アメリカに辿り着く。その後、米軍海兵隊の大尉となったユジン(イ・ビョンホン)は、アメリカ大統領の命により自身を捨てた祖国の朝鮮に帰還する。
朝鮮に駐在することとなったユジンは、ある夜、朝鮮最高名門家の最後の血族である令嬢コ・エシン(キム・テリ)と出会う。祖国を守るため密かに戦う高い志を持ったエシンとの出会いによって、ユジンの運命は大きく変わっていく。
登場人物
[編集]主要人物
[編集]- チェ・ユジン/ユジン・チョイ
- 演 - イ・ビョンホン(幼少時代:キム・ガンフン、チョン・ジンソ)
- 奴婢の息子、米軍海兵隊大尉。幼少期に両親を亡くし、単身渡米。人種差別に苦しむも、アメリカ人として生きるために米軍海兵隊に入隊。将校となった後、アメリカ大統領から任務のため朝鮮に向かうよう命じられる。
- コ・エシン
- 演 - キム・テリ(幼少時代:ホ・ジョンウン)
- 朝鮮時代の最高名門家である士大夫の令嬢で、朝鮮の精神的支柱であるコ家の最後の血族。日本で独立運動を行っていた両親を亡くし、祖父に育てられる。射撃の名手であり、朝鮮の主権を取り戻すために人知れず義兵として闘っている。
- ク・ドンメ/石田翔
- 演 - ユ・ヨンソク(幼少時代:チェ・ミニョン)
- 浪人組織「黒竜会」漢城支部長。朝鮮時代の最下位階級である白丁の息子として生まれ育つ。その後日本に渡り、石田翔という名で浪人として生きていたが、ある目的のために朝鮮に戻る。
- 工藤
陽花 /イ・ヤンファ - 演 - キム・ミンジョン
- ホテル・グローリーの社長。朝鮮人として生まれ育つが、父親の計らいで日本人の老資産家に嫁いだ。
- キム・ヒソン
- 演 - ピョン・ヨハン
- 資産家の息子。エシンの婚約者。
チェ・ユジンの周辺人物
[編集]- イム・グァンス
- 演 - チョ・ウジン
- 米軍の訳官。
- カイル・ムーアー
- 演 - デヴィッド・マクイニス
- 米海兵隊少佐。
- ヨセフ・ステンソン
- 演 - ジェイソン・ネルソン
- アメリカ人宣教師。
コ・エシンの周辺人物
[編集]- チャン・スング
- 演 - チェ・ムソン(幼少時代:ソン・ユビン)
- 砲手。エシンの射撃の師匠。
- ファン・ウンサン
- 演 - キム・ガプス
- 陶工。
- コ・ホサン
- 演 - イ・ホジェ
- エシンの祖父。
- イ・ワンイク/
李家 広明 - 演 - キム・ウィソン
- イ・ヤンファの父親。
- チョ氏夫人
- 演 - キム・ナウン
- エシンの叔母。
- コ・エスン
- 演 - パク・アイン
- エシンの従姉妹。
- コ・サンワン
- チン・グ ※特別出演
- エシンの父親。コ家の跡取り息子。
- キム・ヒジン
- キム・ジウォン ※特別出演
- エシンの母親。
放送日程
[編集]2018年 | ||||
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放送話 | 放送日 (tvN) |
韓国視聴率[7] | ||
全国[8] | 首都圏 | |||
第1回 | 7月7日 | 8.852% | 10.636% | |
第2回 | 7月8日 | 9.691% | 11.511% | |
第3回 | 7月14日 | 10.082% | 12.386% | |
第4回 | 7月15日 | 10.567% | 11.865% | |
第5回 | 7月21日 | 10.835% | 12.717% | |
第6回 | 7月22日 | 11.713% | 13.481% | |
第7回 | 7月28日 | 11.114% | 12.563% | |
第8回 | 7月29日 | 12.330% | 13.912% | |
第9回 | 8月4日 | 11.695% | 12.763% | |
第10回 | 8月5日 | 13.534% | 15.400% | |
第11回 | 8月11日 | 12.792% | 14.227% | |
第12回 | 8月12日 | 13.399% | 15.378% | |
第13回 | 8月18日 | 13.327% | 15.576% | |
第14回 | 8月19日 | 15.626% | 18.126% | |
第15回 | 8月25日 | 12.893% | 14.686% | |
第16回 | 8月26日 | 15.023% | 17.370% | |
第17回 | 9月1日 | 7.694% | 8.140% | |
第18回 | 9月2日 | 14.722% | 16.387% | |
第19回 | 9月8日 | 14.114% | 14.775% | |
第20回 | 9月9日 | 16.500% | 18.178% | |
第21回 | 9月15日 | 14.280% | 16.013% | |
第22回 | 9月16日 | 16.588% | 18.749% | |
第23回 | 9月29日 | 15.419% | 17.272% | |
第24回 | 9月30日 | 18.129% | 21.828% | |
平均視聴率 | 12.955% | 14.747% |
OST
[編集]『ミスター・サンシャイン オリジナル・サウンドトラック』 | |
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Various Artists の サウンドトラック | |
リリース | |
ジャンル | サウンドトラック |
レーベル |
Stone Music Entertainment Hwa&Dam Pictures Glove Entertainment |
Part 1
[編集]# | タイトル | アーティスト | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「그 날」(The Day) | パク・ヒョシン | |
合計時間: |
Part 2
[編集]# | タイトル | アーティスト | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「슬픈 행진」(Sad March) | Elaine | |
合計時間: |
Part 3
[編集]# | タイトル | アーティスト | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「눈물 아닌 날들」(Days Without Tears) | キム・ユナ | |
合計時間: |
Part 4
[編集]# | タイトル | アーティスト | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「소리」(Sori) | イ・スヒョン of 学童ミュージシャン | |
合計時間: |
Part 5
[編集]# | タイトル | アーティスト | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「좋은 날」(Good Day) | MeloMance | |
合計時間: |
Part 6
[編集]# | タイトル | アーティスト | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「My Home (Eugene's Song)」 | Savina & Drones | |
合計時間: |
Part 7
[編集]# | タイトル | アーティスト | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「바람이 되어」(Becoming The Wind) | ハ・ヒュンサン | |
合計時間: |
Part 8
[編集]# | タイトル | アーティスト | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「이방인」(Stranger) | パク・ウォン | |
合計時間: |
Part 9
[編集]# | タイトル | アーティスト | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「Shine Your Star (Prod. by ジコ)」 | o3ohn | |
合計時間: |
Part 10
[編集]# | タイトル | アーティスト | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「And I」 | NU'EST W | |
合計時間: |
Part 11
[編集]# | タイトル | アーティスト | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「See You Again (Feat. Richard Yongjae O'Neill)」 | ペク・チヨン | |
合計時間: |
Part 12
[編集]# | タイトル | アーティスト | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「불꽃처럼 아름답게」(Beautiful As Fireworks) | シン・スンフン | |
合計時間: |
Part 13
[編集]# | タイトル | アーティスト | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「정인 (情人)」(Paramour) | セジョン (gugudan) | |
合計時間: |
Part 14
[編集]# | タイトル | アーティスト | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「If You Were Me」 | BEN | |
合計時間: |
Part 15
[編集]# | タイトル | アーティスト | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「어찌 잊으오」(How Can I Forget You) | ファン・チヨル | |
合計時間: |
受賞・ノミネート
[編集]年度 | 授賞式 | 部門 | 対象 | 結果 |
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2018 | 第11回コリア・ドラマ・アワード | 演技大賞 | イ・ビョンホン | ノミネート |
女性新人賞 | キム・テリ | ノミネート | ||
OST賞 | キム・ユナ | ノミネート | ||
第6回APAN STAR AWARDS | 今年のドラマ賞 | 『ミスター・サンシャイン』 | 受賞 | |
大賞 | イ・ビョンホン | 受賞 | ||
男性Kスター人気賞 | ノミネート | |||
中編ドラマ部門 男性優秀演技賞 | ユ・ヨンソク | ノミネート | ||
女性演技賞 | キム・ミンジョン | 受賞 | ||
女性Kスター人気賞 | ノミネート | |||
女性新人賞 | キム・テリ | 受賞 | ||
女性Kスター人気賞 | ノミネート | |||
第2回ザ・ソウル・アワード | ドラマ部門 男優主演賞 | イ・ビョンホン | 受賞 | |
ドラマ部門 男優助演賞 | ユ・ヨンソク | 受賞 | ||
ドラマ部門 女性新人賞 | キム・テリ | ノミネート | ||
ドラマ部門 女性人気賞 | ノミネート | |||
第3回アジア・アーティスト・アワード | 俳優部門 大賞 | イ・ビョンホン | 受賞 | |
俳優部門 今年のアーティスト賞 | 受賞 | |||
俳優部門 ファビュラス賞 | 受賞 | |||
俳優部門 男性人気賞 | ノミネート | |||
俳優部門 男性人気賞 | ユ・ヨンソク | ノミネート | ||
俳優部門 今年のアーティスト賞 | 受賞 | |||
ベストアクター賞 | 受賞 | |||
俳優部門 女性人気賞 | キム・テリ | ノミネート | ||
第12回メディア・アワード | 有料放送コンテンツ優秀賞 ドラマ部門 | 『ミスター・サンシャイン』 | 受賞 | |
2018 放送批評賞[10] | ドラマ部門 | 受賞 | ||
第23回消費者の日 KCA文化芸能授賞式 | 2018 視聴者が選ぶ今年のドラマ | 受賞 | ||
2019 | 第55回百想芸術大賞 | TV部門 男性最優秀演技賞 | イ・ビョンホン | 受賞 |
TV部門 女性最優秀演技賞 | キム・テリ | ノミネート | ||
TV部門 男性助演賞 | ユ・ヨンソク | ノミネート | ||
TV部門 女性助演賞 | キム・ミンジョン | ノミネート |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “イ・ビョンホン&キム・テリ主演ドラマ「ミスター・サンシャイン」Netflixで全世界に向けて配信決定!”. Kstyle (2018年7月6日). 2018年7月6日閲覧。
- ^ “「太陽の末裔」キム・ウンスク脚本家の新作についてtvNがコメント…タイトルや出演者は“議論中””. Kstyle (2016年4月20日). 2018年8月8日閲覧。
- ^ “イ・ビョンホン&キム・テリ主演ドラマ「ミスター・サンシャイン」来年下半期に編成予定”. Kstyle (2017年12月7日). 2017年12月7日閲覧。
- ^ “資本効果?作家効果?「ミスター・サンシャイン」3話で視聴率10%台に”. The Asahi Shimbun GLOVE+ (2018年7月21日). 2018年7月21日閲覧。
- ^ “SBS「リターン」2018年最高視聴率ドラマ1位に…人気ドラマが続々とランクイン”. Kstyle. (2018年12月25日) 2018年12月25日閲覧。
- ^ “イ・ビョンホン&キム・テリ、韓国国民が選ぶ今年の俳優に!「ミスター・サンシャイン」で熱演”. Kstyle. (2018年12月15日) 2018年12月15日閲覧。
- ^ AGBニールセン調査による韓国国内の視聴率。
- ^ AGB 닐슨 미디어리서치 홈페이지 참조. 유료플랫폼 가입가구 기준.
- ^ “イ・ビョンホン&キム・テリ主演「ミスター・サンシャイン」OSTアルバムが本日より発売!”. Kstyle (2018年10月1日). 2018年10月1日閲覧。
- ^ “イ・ビョンホン&キム・テリ主演ドラマ「ミスター・サンシャイン」放送批評賞ドラマ部門を受賞“完成度が高い作品””. Kstyle (2018年12月6日). 2018年12月6日閲覧。