ボブ・クレイン 快楽を知ったTVスター
ボブ・クレイン 快楽を知ったTVスター | |
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Auto Focus | |
監督 | ポール・シュレイダー |
脚本 | マイケル・ガーボシ |
原作 |
ロバート・グレイスミス 『The murder of Bob Crane』 |
製作 |
スコット・アレクサンダー ラリー・カラゼウスキー アリシア・アレイン パトリック・ドラード ブライアン・オリヴァー トッド・ロスケン |
製作総指揮 |
リック・ヘス トレボア・メイシー ジェームズ・シェイマス |
出演者 |
グレッグ・キニア ウィレム・デフォー リタ・ウィルソン |
音楽 | アンジェロ・バダラメンティ |
撮影 |
ジェフリー・グリーリー フレッド・マーフィ |
編集 | クリスティーナ・ボーデン |
製作会社 |
プロパガンダ・フィルムズ グッド・マシーン |
配給 |
ソニー・ピクチャーズ クラシックス ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
公開 |
2002年10月18日 2003年11月1日 |
上映時間 | 105分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $7,000,000 |
興行収入 | $2,704,951[1] |
『ボブ・クレイン 快楽を知ったTVスター』(Auto Focus)は、2002年のアメリカ合衆国の伝記映画。ポール・シュレイダー監督、グレッグ・キニア、ウィレム・デフォー出演。ストーリーは、1965年から1971年まで放送されたシットコム『0012捕虜収容所』に主演して一躍人気者になった俳優ボブ・クレインが、1978年に殺害されるまでを描く。1993年に発表されたロバート・グレイスミスの『The murder of Bob Crane』が原作で、マイケル・ガーボシが脚色を担当した。
ストーリー
[編集]ラジオの人気DJとして活躍するボブ・クレインだが、映画に出演してジャック・レモンのような俳優になることを夢見ていた。エージェントのレニーから、TVシリーズの出演依頼があることを知らされるが、映画に出たかったボブは一旦は断るが、レニーに引き止められ企画書を渡される。それを読んだ彼は、役が自分のやりたかったものだったため出演に乗り気になり、教会から帰った後妻のアンにTVシリーズのことを話す。彼女ははじめ難色を示していたが、ボブが出演したがっているのを見て承諾する。
そうして番組『0012捕虜収容所』に出演することになったボブは、張り切って撮影に臨んだ。番組はゴールデンタイムの中で一番の人気を得て、彼は人気者になる。その撮影所で、ジョン・カーペンターというフリーのVTR開発者兼セールスマンと知り合う。彼は、ソニーに雇われて最新映像機器の開発を手伝っているという。ボブは、撮影終了後にジョンとクラブで落ち合うことになる。2人はその後別のクラブで再会し、ジョンに誘われ彼の家を訪れて、女性たちと夜の遊びを行うようになっていく。ボブはジョンと友人になり、彼をカーピーと呼ぶようになる。一方、共演者のシグリット・バルディスや、クラブの女性と毎晩セックスするという生活を送り、アンとの夫婦関係は急速に冷めていった。ジョンは、乱交中にボブの尻を撫でたことで彼とケンカになり、さらに色覚異常が見つかりソニーから解雇され、アカイというメーカーへ移ることを余儀なくされる。その後仲直りした2人は、相変わらずセックス三昧の毎日だったが、ある日アンに、ボブが撮りためた女性たちの写真が見つかり、それが決定打となりボブは彼女と離婚する。
『0012捕虜収容所』の放送終了後シグリットと再婚したボブだが、すでにギャラを使い果たしたため新しい役を見つけようとするが、6年間演じたホーガンのイメージがついてしまったため役を得られず、生活に困窮するようになる。なんとかディナーショーの劇に出演できたが、再び表舞台に立ちたいと思っていたボブは、ジョンに相談しポルノ映画を製作しようと持ちかけるが、そのときディズニーから小さな役の出演依頼が来る。
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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ボブ・クレイン | グレッグ・キニア | 森田順平 |
ジョン・ヘンリー・カーペンター | ウィレム・デフォー | 江原正士 |
アン・クレイン | リタ・ウィルソン | 佐藤しのぶ |
パトリシア・クレイン/シグリット・バルディス | マリア・ベロ | 日野由利加 |
レニー | ロン・リーブマン | 清川元夢 |
エドワード・H・フェルドマン | ブルース・ソロモン | 石波義人 |
リチャード・ドーソン | マイケル・E・ロジャース | 加瀬康之 |
ワーナー・クレンペラー | カート・フラー | 堀部隆一 |
ロバート・クラリー | クリストファー・ニーマン | |
ジョン・バナー | ライル・カノウス | 藤本譲 |
メル・ローゼン | エド・ベグリー・ジュニア | 伊藤和晃 |
ソニーの重役 | マイケル・マッキーン | |
神父 | ドン・マクマナス | 中博史 |
ストリップクラブMC | ジョー・グリファシ | 石波義人 |
ブルーノ・ゲルッシ | ジョン・カペロス | 相沢正輝 |
スタッフ
[編集]- 監督:ポール・シュレイダー
- 脚本:マイケル・ガーボシ
- 原作:ロバート・グレイスミス 『The murder of Bob Crane』
- 製作:スコット・アレクサンダー、ラリー・カラゼウスキー、アリシア・アレイン、パトリック・ドラード
ブライアン・オリヴァー、トッド・ロスケン - 製作総指揮:リック・ヘス、トレボア・メイシー、ジェームズ・シェイマス
- 撮影監督:ジェフリー・グリーリー、フレッド・マーフィ,A.S.C.
- プロダクションデザイナー:ジェームズ・チンランド
- 編集:クリスティーナ・ボーデン
- 衣裳デザイン:ジュリー・ウェイス
- 音楽:アンジェロ・バダラメンティ
- キャスティング:ウェンディ・カーツマン
- 字幕・吹替翻訳:松崎広幸
- 吹替演出:安江誠
- 吹替調整:小山雄一郎
- 吹替製作:グロービジョン
参考文献
[編集]- ^ “Auto Focus” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2014年3月25日閲覧。