ツーリッヒャー・ゲシュネッツェルテス
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ツーリッヒャー・ゲシュネッツェルテス(ドイツ語: Zürcher Geschnetzeltes)はスイス・チューリッヒの伝統料理[1][2]。細切りにした牛肉のクリーム煮である[1]。
スイスの牛肉料理は19世紀頃に山岳地方からはじまったが、それらをアレンジして出来上がった料理である[2][3]。
料理本に「ツーリッヒャー・ゲシュネッツェルテス」として登場したのは1947年といわれているが、そのレシピは薄切り肉を生クリーム、白ワインで煮込んだものであった[2][3][4]。
その後、さまざまなバリエーションが作られ、現在ではモツを使ったり、ソテーしたキノコやタマネギを入れるスタイルが定番となっている[2][3]。
基本的な付け合わせはレシュティであるが[2][3][5]、パスタやライスを添えることもある[2]。
出典
[編集]- ^ a b 外務省やわらかツイート [@MofaJapan_ITPR] (2019年4月8日). "【#世界のグルメ】". X(旧Twitter)より2023年1月6日閲覧。
- ^ a b c d e f “ツーリッヒャー・ゲシュネッツェルテス”. スイス政府観光局. 2023年1月6日閲覧。
- ^ a b c d “かりかりポテトに濃厚な仔牛肉のソースを絡めて / フォンデュだけじゃないスイスグルメ”. ガジェット通信 (2016年9月10日). 2023年1月6日閲覧。
- ^ Alexandra M. Rückert (2021年8月16日). “Züri-Gschnätzlets: zünftig gut” (ドイツ語). ベティボッシ. 2023年1月6日閲覧。
- ^ ネプフリン松橋由香「これを食べなきゃ! スイスの定番料理8選」『知っていればもっと楽しめる スイス旅行術 ガイドブックに載らない達人の知恵50』メイツ出版、2018年、100頁。ISBN 978-4780421118。