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スキップカード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スキップカードは、かつて仙台市交通局宮城交通が発行していた磁気式乗車カードストアードフェアシステムプリペイドカード)である。デザインは仙台市交通局発行と宮城交通発行で異なる。仙台市地下鉄仙台市営バス、宮城交通とミヤコーバス路線バスで使用できた。

概要

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1,000円、3,000円、5,000円の3種類が発売されており、利用金額にプレミアは付かないが、バス-地下鉄間の乗り継ぎ割引が適用される。このうち、乗り継ぎ割引は適用されないが、プレミアが付くカードを「ジョイカード」という。 両社とも、未使用分や中途使用分の払い戻しは不可。

適用路線

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乗継割引

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  • 地下鉄南北線の乗継指定駅からバスの乗継指定停留所に乗り換えると、バスの利用運賃から40円割引される。バスから地下鉄への場合も同様で、地下鉄の利用運賃から40円割引される。
  • 乗継割引が適用される地下鉄の駅は、長町南長町北仙台台原旭ヶ丘八乙女泉中央の7駅で、いずれもその近辺の指定停留所との乗継によって適用される。
  • 但し、5,000円のバスカードまたはメルシーカード(5,850円使用可)とジョイカード(5,500円使用可)を組み合わせて利用した方がスキップカードを利用するよりも割引率が高い。

販売箇所

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IC乗車カード導入への動き

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2014年(平成26年)12月に仙台市地下鉄南北線、2015年に仙台市地下鉄東西線市営バス、および宮城交通の路線バスに、IC乗車カードicscaを導入。これに伴い、2015年12月6日の東西線・仙台市営バスへのicsca導入開始とともに販売停止となった[1]。2016年10月31日には磁気カード乗車券の利用が停止され、先立つ2016年10月1日より5年間、無手数料による払戻による対応に切り替えられた。プレミアの上乗せがないため、未使用使用の如何に関わらず、カードの残額が全額払戻される。

仙台市営バスと宮城交通では、各車両に順次icsca対応運賃箱を順次設置。置き換えが完了した車両では、1000円のスキップカードの購入が運賃箱からはできなくなっていた。

脚注

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  1. ^ ICカード乗車券 icsca(イクスカ)について (PDF) 仙台市交通局(2014年5月21日発表。同年7月1日のウェイバックマシンアーカイブより)

関連項目

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外部リンク

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