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ケビン・クェッケンブッシュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ケビン・クェッケンブッシュ
Kevin Quackenbush
パドレス時代(2014年)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州パスコ郡ランド・オー・レイクス英語版
生年月日 (1988-11-28) 1988年11月28日(36歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2011年 MLBドラフト8巡目
初出場 2014年4月25日 ワシントン・ナショナルズ
最終出場 2021年8月8日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ケビン・ロバート・クェッケンブッシュKevin Robert Quackenbush, 1988年11月28日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州パスコ郡ランド・オー・レイクス英語版出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

経歴

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プロ入りとパドレス時代

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2011年MLBドラフト8巡目(全体263位)でサンディエゴ・パドレスから指名され、6月13日に契約。契約後、傘下のA-級ユージーン・エメラルズ英語版でプロデビュー。17試合に登板して1勝1敗9セーブ、防御率0.44、33奪三振の成績を残した。7月にA級フォートウェイン・ティンキャップス英語版へ昇格。18試合に登板して1勝1敗9セーブ、防御率0.84、38奪三振の成績を残した。

2012年はA+級レイクエルシノア・ストーム英語版でプレーし、52試合に登板して3勝2敗27セーブ、防御率0.94、70奪三振の成績を残した。

2013年はまずAA級サンアントニオ・ミッションズでプレーし、29試合に登板して2勝0敗13セーブ、防御率0.29、46奪三振の成績を残した。6月にAAA級ツーソン・パドレスへ昇格。28試合に登板して8勝2敗4セーブ、防御率2.91、38奪三振の成績を残した。

2014年はAAA級エルパソ・チワワズで開幕を迎え、9試合に登板して0勝0敗4セーブ、防御率1.80と好投。4月25日にパドレスとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[1]。同日のワシントン・ナショナルズ戦でメジャーデビュー。8点ビハインドの6回1死から登板し、1.2回を投げ2安打2失点1四球1奪三振だった[2]。4月27日にAAA級エルパソへ降格した[3]。その後、何度か昇格と降格を繰り返しながら途中からメジャーに定着して56試合に登板。ヒューストン・ストリートが移籍したシーズン終盤には代理クローザーを任され、6セーブを挙げた。

2015年は57試合に登板して3勝2敗、防御率4.01、58奪三振の成績を残した。

2016年は60試合に登板して7勝7敗2セーブ、防御率3.92、42奪三振の成績を残した。

2017年は20試合に登板して2敗、防御率7.86と成績が悪化し、9月1日にDFAとなり[4]、6日にマイナー契約を結び直してチームに残留した。10月2日FAとなった[5]

レッズ時代

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2017年11月8日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結び、2018年スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[6]

2018年3月28日にメジャー契約を結んで開幕25人枠入りした[7]。シーズン開幕から10試合に登板したが、防御率11.00と振るわず、4月24日にDFAとなり[8]、翌25日に40人枠を外れる形で傘下のAAA級ルイビル・バッツへ配属された[5]。10月2日にFAとなった[5]

ドジャース傘下時代

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2018年11月11日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結び、2019年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[5]

2019年はAAA級オクラホマシティ・ドジャースで54試合に登板して、2勝5敗11セーブ9ホールドという成績を残し、パシフィックコーストリーグのメンバーとしてAAA級のオールスターにも出場したが[5]、メジャー昇格の機会はなく、オフの11月4日にFAとなった[5]

ナショナルズ傘下時代

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2020年2月12日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだが、新型コロナウイルスの感染拡大によりマイナーリーグの開催が中止となったため、公式戦に出場することなく9月1日に自由契約となった[5]

ドジャース時代

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2021年5月1日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだ。AAAオクラホマシティでクローザーとして防御率1点台の好成績を残し、8月7日にメジャー契約を結び3年ぶりにメジャーへ昇格[5]。8日のロサンゼルス・エンゼルス戦の8回裏に登板したが、1/3イニングで3安打を打たれ1点を失い降板。メジャーでの登板はこの1試合のみで12日にDFAとなり、14日に40人枠を外れる形でAAA級オクラホマシティへ戻った[5]。10月8日にFAとなった[5]

メキシカンリーグ時代

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2022年1月16日にメキシカンリーグティフアナ・ブルズと契約した[9]。11試合にリリーフ登板して1勝0敗、防御率2.70の成績を残したが、7月14日に自由契約となった[5]

独立リーグ時代

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2023年5月2日にアトランティックリーグロングアイランド・ダックスと契約した[5]。40試合に登板して6勝3敗14セーブ、防御率7.08という成績だった。

2024年2月2日に現役引退が発表された[5]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2014 SD 56 0 0 0 0 3 3 6 10 .500 222 54.1 42 2 18 4 2 56 1 1 15 15 2.48 1.10
2015 57 0 0 0 0 3 2 0 2 .600 243 58.1 52 6 20 3 1 58 1 1 28 26 4.01 1.23
2016 60 0 0 0 0 7 7 2 9 .500 253 59.2 55 8 22 2 0 42 2 0 27 26 3.92 1.29
2017 20 0 0 0 0 0 2 0 1 .000 125 26.1 32 5 16 0 1 23 3 0 23 23 7.86 1.82
2018 CIN 10 0 0 0 0 0 1 0 0 .000 45 9.0 13 3 6 1 0 7 0 0 11 11 11.00 2.11
2021 LAD 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 4 0.1 3 0 0 0 0 1 0 0 1 1 27.00 9.00
MLB:6年 204 0 0 0 0 13 15 8 22 .464 892 208.0 197 24 82 10 4 187 6 2 105 102 4.41 1.34

背番号

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  • 59(2014年 - 2017年)
  • 61(2018年)
  • 34(2021年)

脚注

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  1. ^ Corey Brock, Teddy Cahill (2014年4月26日). “Padres bolster 'pen by promoting Quackenbush” (英語). MLB.com. 2014年4月27日閲覧。
  2. ^ Scores for Apr 25, 2014” (英語). ESPN MLB (2014年4月25日). 2014年4月27日閲覧。
  3. ^ Corey Brock (2014年4月27日). “Padres option Quackenbush back to Triple-A” (英語). MLB.com. 2014年4月28日閲覧。
  4. ^ A.J. Cassavell (2017年9月1日). “Padres add Lyles, activate Aybar from DL” (英語). MLB.com. 2017年9月3日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m MLB公式プロフィール参照。2024年2月4日閲覧。
  6. ^ Mark Sheldon (2017年11月8日). “Source: Reds sign Quackenbush to Minors deal” (英語). MLB.com. 2018年4月24日閲覧。
  7. ^ Nick Vorholt (2018年3月28日). “Cincinnati Reds clean up roster in preparation for Opening Day” (英語). Blog Red Machine.com. 2018年4月24日閲覧。
  8. ^ Mark Sheldon (2018年4月24日). “Injury updates: Shackelford, Suarez, Lorenzen” (英語). MLB.com. 2018年4月30日閲覧。
  9. ^ SE PRESENTARÁ “QUACK” CON TOROS DE TIJUANA”. Toros de Tijuana (2022年1月16日). 2022年2月26日閲覧。(スペイン語)

関連項目

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外部リンク

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