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グロソップのハワード男爵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
グロソップのハワード男爵

紋章記述

Arms:Quarterly: 1st, Gules a Bend between six Cross Crosslets fitchy Argent, on the bend (as an Honourable Augmentation) an Escutcheon Or charged with a demi-Lion rampant pierced through the mouth by an Arrow within a Double Tressure flory counter-flory of the first; differenced by a Crescent (Howard of Glossop); 2nd, Gules three Lions passant guardant in pale Or in chief a Label of three points Argent (Plantagenet of Norfolk); 3rd, Checky Or and Azure (Warren); 4th, Gules a Lion rampant Or (Fitzalan)Crests:1st: issuant from a Ducal Coronet Or a Pair of Wings Gules each charged with a Bend between six Cross Crosslets fitchy Argent (Howard); 2nd: on a Chapeau Gules turned up Ermine a Lion statant guardant with tail extended Or ducally gorged Argent (Plantagenet of Norfolk); 3rd: on a Mount Vert a Horse passant Argent holding in his mouth a Slip of Oak Vert fructed proper (Fitzalan) Supporters:Dexter: a Lion Argent; Sinister: a Horse Argent holding in his mouth a Slip of Oak Vert fructed proper; each differenced by a Crescent
創設時期1869年12月9日
創設者ヴィクトリア
貴族連合王国貴族
初代初代男爵エドワード・フィッツアラン=ハワード英語版
現所有者18代ノーフォーク公エドワード・フィッツアラン=ハワード
相続人アランデル伯爵ヘンリー・フィッツアラン=ハワード
相続資格初代男爵の嫡出直系男子[1]
付随称号なし
現況存続
モットーSola Virtus Invicta
(Virtue alone is unconquerable)
1972年以降、ノーフォーク公爵の従属爵位。

グロソップのハワード男爵英語: Baron Howard of Glossop)は、イギリス男爵位。連合王国貴族

第13代ノーフォーク公爵ヘンリー・ハワードの次男エドワード・フィッツアラン=ハワード英語版1869年に叙されたのに始まる。第4代男爵マイルスが本家のノーフォーク公爵位を継承したため、現在はノーフォーク公爵位の従属爵位の一つとなっている。

歴史

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第13代ノーフォーク公爵ヘンリー・ハワードの次男エドワード・フィッツアラン=ハワード英語版(1818-1883)1848年から庶民院議員となり、自由党の政治家として活躍した。1869年12月9日にグロソップのハワード男爵に叙された[1][2][3]

第2代男爵はエドワードの長男フランシス(1859-1924)が継承した[3][4]

第3代男爵はフランシスの長男バーナード英語版(1885-1972)が継承した[3][5]

第4代男爵はバーナードの長男マイルス(1915-2002)が継承した。マイルスは1975年に本家の第17代ノーフォーク公爵位を継承したため、ノーフォーク公爵家とグロソップのハワード男爵家は合体することになった[6]。20世紀中ノーフォーク公爵家の所有地は減少傾向にあり、1966年には1万5000エーカーになっていたが、この合体により1976年には2万5000エーカーに回復した[7]

現在はマイルスの息子エドワード(1956-)がノーフォーク公爵の従属爵位の一つとして第5代グロソップのハワード男爵位を保有している。

グロソップのハワード男爵(1869年)

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肖像 爵位の代数
名前
(生没年)
受爵期間 備考
初代グロソップのハワード男爵
エドワード・フィッツアラン=ハワード英語版
(1818-1883)
1869年12月9日 - 1883年12月1日 第13代ノーフォーク公爵ヘンリー・ハワードの次男
第2代グロソップのハワード男爵
フランシス・フィッツアラン=ハワード
(1859-1924)
1883年12月1日 - 1924年9月22日
第3代グロソップのハワード男爵
バーナード・フィッツアラン=ハワード英語版
(1885-1972)
1924年9月22日 - 1972年8月24日
第4代グロソップのハワード男爵
第17代ノーフォーク公爵
マイルス・フィッツアラン=ハワード
(1915-2002)
1972年8月24日 - 2002年6月24日 1971年に第12代バーモント男爵英語版
1975年に第17代ノーフォーク公爵
第5代グロソップのハワード男爵
第18代ノーフォーク公爵
エドワード・フィッツアラン=ハワード
(1956-)
2002年6月24日 - 受爵中 第18代ノーフォーク公爵の従属爵位として

法定推定相続人は、現当主の息子であるアランデル伯爵(儀礼称号)ヘンリー・フィッツアラン=ハワード(1987-)。

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b No.23559”. The Gazette 26 November 1869. 2020年3月13日閲覧。
  2. ^ "Howard, Edward George Fitzalan" . Dictionary of National Biography (英語). London: Smith, Elder & Co. 1885–1900.
  3. ^ a b c Howard of Glossop, Baron (UK, 1869)”. www.cracroftspeerage.co.uk. 2020年3月12日閲覧。
  4. ^ Lundy, Darryl. “Francis Edward Fitzalan-Howard, 2nd Baron Howard of Glossop” (英語). thepeerage.com. 2014年11月21日閲覧。
  5. ^ Lundy, Darryl. “Bernard Edward Fitzalan-Howard, 3rd Baron Howard of Glossop” (英語). thepeerage.com. 2014年11月21日閲覧。
  6. ^ 海保(1999) p.172
  7. ^ 海保(1999) p.248-249

関連項目

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参考文献

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