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'85鳴門ピアワールドフェスティバル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

'85鳴門ピアワールドフェスティバル(85なるとピア ワールドフェスティバル)は、1985年昭和60年)4月28日から6月16日まで、徳島県鳴門市で開催された地方博覧会である[1]大鳴門橋の開通を記念した催しで[注釈 1]、正式名称は「大鳴門橋完成記念 '85鳴門ピアワールドフェスティバル」(愛称「'85鳴門ピア」)であった。

主催者・会場

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主催となった実行委員会は、徳島県、鳴門市、徳島新聞社四国放送、徳島県商工会議所連合会によって構成されていた。

会場は、鳴門総合運動公園(7万坪)をメインとしていた。

パビリオン

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鳴門ピア館
鳴門ピアのテーマ館で、大鳴門橋ができるまでの過程と、「徳島の躍動の未来」を表現する。館内中央に大鳴門橋の主塔になぞらえた直径7mの円柱のゾーンを置き、その中に橋脚工事に使用された大口径岩盤掘削機が展示された。円柱の周りの壁面には、大鳴門橋のできるまでの工程や、明石海峡大橋の完成による未来の展望をパネル等にて展示した。
ニューメディア館
日本電信電話(NTT[注釈 2])、日本電気 (NEC)、富士通の大手通信・エレクトロニクス産業3社が共同出展。  
  • NTT:キャプテンシステム衛星通信の展示やデモンストレーション。
  • NEC:パソコンを使ってクイズなどの遊びを提供する「パソコンサテライト」のコーナー。                                   
  • 富士通:宇宙時代の遊園地をイメージした「スペースファンタジー」のコーナー。コンピューターを使って月面探検車を操作する「ムーンライダー」、ワープロ教室「オアシススクール」等。
MMC三菱自動車ランド
四輪駆動車のプレイランド。ランドの外周に設置されたコースでは、パジェロによる「丸太走行」「登坂走行」「タイヤ走行」「砂地走行」の4種類のオフロード走行に体験試乗できた。展示車コーナーでは、パリ・ダカールラリーで総合優勝を飾ったパジェロや、ミルピストラリーで活躍したスタリオン4WDラリー車等を展示。子ども向けにバッテリーカーコースがあり、実際の道路に似せた環境を走りながら交通ルールを習得できる趣向だった。
子ども科学館
エネルギー館
郵政
大塚グループスポーツワンダーランド
蜂須賀城下町
OUR徳島ふるさと物産通り
四国霊場88か所お砂ふみ
ファミリープレイランド
世界動物展
ゴビ砂漠恐竜
蜂須賀展
イベントステージ

催し(イベントステージ)

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脚注

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注釈

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  1. ^ ただし橋の開通は開催期間終盤の6月8日だった[1]
  2. ^ 当時は日本電信電話公社からの民営化直後だった。

出典

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  1. ^ a b なつかしの写真 鳴門の歩み - 鳴門市

参考資料

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  • 『'85鳴門ピア・ワールドフェスティバル 公式ガイドブック』'85鳴門ピア実行委員会